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一棟アパート投資か、ワンルームマンション投資か

 不動産に限らず、資産運用の基本は分散投資することです。リスクやコストをしっかりと把握した上で、投資判断をする必要があります。

 サラリーマンが長期的な視点から老後の安定的な資産形成を目指すのであれば、ワンルームマンションを1戸ずつ買い求めていくことをお勧めします。主な理由は以下の通りです。

 

①初期費用が少なく済む。

②立地条件の異なるマンションや購入時期など、分散投資がしやすい。

③RC造、SRC造マンションでは、建物本体の修繕費は考慮しなくてよい。

④火災や災害などのリスクも最小限に止めやすい。

④将来的に相続対策に利用しやすい。

 

 かといって、一棟アパート投資を全くお勧めできないわけではありません。ただし、立地を含めた物件の目利きについては、抑えるべきポイントが多いため、専門家の支援も必要となってきます。また、木造アポートの場合には老朽化が早く、相応の修繕コストを覚悟しなければなりません。